軽四輪の修理
久しぶりの四輪車の修理作業です。
車種はスズキ・エブリターボ。
お仕事自動車のため、なかなか定期的なオイル交換が出来ず、スラッジが溜まりタービン焼き付きを起こしました。
もともとこのモデルのオイルInputは非常に細いので、詰まり易いようです。
タービンの状況は、シャフトが折れてしまいエキゾースト側インペラーがハウジング内で落ちてしまってました。
純正新品タービンは結構高価なので、リビルトタービンにて対応。
リビルトキットは関連するシール類にオイルラインなど必要部品が一通り入っているので便利です。
タービンには冷却水を通す水冷タイプとオイルのみの2種類があります。
大抵は水冷タイプですが、当店で輸入販売しているオーストラリア製ターボキットは、オイルのみの物を使用しています。
理由は・・・オーストラリアは広大な大陸で その大半が砂漠のような地帯です。
そのため、万が一タービンが破損した場合、オイルのみのタイプならば、オイルの補給だけで移動可能ですが、水冷タイプの場合身動きがとれず、命にかかわる事態にも成りかねないからだそうです。
お国柄ですね。